必死に頑張っていると、いずれ良い事が起る
会社に属していた頃の私は、この事を盲信していました
アルバイトから始まり、最終的に営業所所長になりました
途中で転職を考え、その事を社長に話すと
「ずっとここにいて欲しい」と涙ながらに言われました
そこまで評価してくれるならと、さらに頑張って勤めましたが
あっさりリストラにあいました
そんな私を拾ってくれた、他の会社がありました
今度は『拾って頂いたのだから』と頑張りました
ですがそこは、世間で言うブラックな会社だったのです
前任者は消えました(行方不明)
うつ病になる人もいれば、自殺者もいました
それでも周りは頑張っている
自分は我慢・頑張り・努力が足りないのだ
と思いこみました
そうしてストレスを抱えて、肝硬変一歩手前の状態になり
夜尿症(おねしょ)をするようになり、心を病みました
肝臓の精密検査でお医者様は「運動して下さい」と仰いました
当時の私は、週に40時間以上残業がある肉体労働
家に帰って運動できるほど体力はありません
あまりに過酷だったので、
身体を治す方が先決と休職を申し出ると上司は
「早く治して復帰しろ」というのです
人間は機械の様に直せると考えているのではないか?
と感じました
必死に頑張っても良い事はありませんでした
必死に頑張って無理をすると、身体を壊して、心を病み
死ぬ一歩手前まで行きます
わからないと本当に死んでしまいます
身をもって体験したのでよく解っています
今は人生80~100年時代
健康、特に心の健康を失くしては生きていけません
身体が満足だとしても、心が病んでいては実際動くことはできません
必死に頑張れ!なんて馬鹿げています
必死に頑張るくらいなら、
必死に頑張らないで済む方法を学ぶべきなのです