愛猫がこの世を去った時、正直かなりショックで何もやる気が起らない、ペットロス状態でした。
・恋人との別れ
・愛する人との今生の別れ
・信じていた人の裏切り
人生にはいくつもの別れがあります。別れは悲しいものです。
しかし、別の視点から見ると別れは悲しさだけではありません。
ネガティブ波動はネガティブを呼ぶ
落ち込んでいる時には、周囲から更に落ち込むような声が聴こえてきます。
私の場合、ペットとお別れした時に
・「もう飼わない方がいいんじゃない?」
・「4匹のうちの1匹でしょ?まだあと3匹いるんだから大丈夫でしょ」
といった言葉たちでした。
ペットの事を自分の子供と同様に考えている人にとっては、とても辛い言葉。
代わりなんていないんです。
しかし、相手はただ励まそうとしてくれていたのです。
だから、ただ良い言葉が思いつかなかっただけなんだ。と受け流すようにしました。
そして私はこの【別れ】に対し【出会えた】からだ、と切り換えて考えるようになれました。
別れがあるのは出会いがあったからこそ
別れのおかげで全く何もする気がなくなるほど、悲しみしか感じない。
ですが、それ以上に出会いが私に喜びをくれていたこと気づきました。
確かに喪失感はとてつもなく大きなものです、反面それだけ今まで幸福感を与えてくれていた。
たくさんの出会いの中で、縁があってウチで生まれた猫。私と猫はあり得ない確率で出会ったと気づきました。
帰宅した時は迎えにきてくれて、寝る時はいつも傍にくる。家にいる時はいつも一緒でした。
思えば、母猫の出産の生まれてくる瞬間から、亡くなる最後までを看取りました。本当に最初から最後まで見てきました。
ただ今はもういません。
悲しみにふける中で、いてくれた・出会ってくれたことへの感謝に気づけると、気持ちをマイナスからニュートラルに引き戻せました。
感情を殺した、という訳ではありません。事実思い出すと、目頭が熱くなります。
生きとし生けるものいずれは死にいたるのは宇宙の真理であり、別れには抗うことはできません。
ならば、振り返った時には別れた悲しみよりも、出会ったこと・共に過ごした幸せを思い出し感謝する。
あなたがもし、別れの悲しみに潰されそうなとき、少し視点を変えて出会えた幸せにフォーカスしてみてください。
すると少しづつ、あたたかな感謝の波動が悲しみを癒してくれます。