中庸とは、もともと中国の思想で
極端な行き方をせず穏当なこと、一方に片寄らないで中正なこと
調和がとれていること、を意味します
穏当は、おだやかで無理がない・素直でおとなしいという意味です
私はこの中庸という言葉が大好きです
英語では、moderation・節度 / golden mean・黄金比と言われます
黄金比は人間が最も美しいとする比率で、『神の比』とも呼ばれています
先に結論行ってしまうと、中庸とは神の比・神様が認めているってことなんですよね
ちなみにひまわりにも黄金比が存在します
自然界にはたくさん黄金比が存在します
話がそれましたが、
どちらかに片寄らず頭をゆる~く、らく~にして物事を多方面から見ると
色んなことが見えてきます
どちらかに片寄ると絶対に争いが起きます
極端に正義を振りかざせば、それ以外の法は認めません
従わなければ罰するぞ!と行き過ぎて争いになります
極端に悪に染まれば
他人のことなんか関係ない!自分だけを優先して何でもしてやる!
こんな考えは言わずもがなですよね
お互い認めないから相容れません
だからと言って、悪を認めるというのはまた違った話になります
悪行をせよ、というのではなく一方が善と定義づけてしまえば片方が悪という認識になる
しかしそれは、逆側から見れば同じであることを知っておくべきなんです
所変われば何とやら
本当はどちらもが存在するから、善悪の区別がつくのです
片方だけだと存在しないのです
両方を知ったうえで、善の方向を向いておくのが大切
何事も極端ではいけません
自分の利益のためだけに、他人を蹴落とす・その為に何でもやるというのはとんでもないことですし、
良かれと思って自分が倒れるほどの自己犠牲の行動は立派かもしれませんが、今度は自分が救われない
なので、自分も救って他人も救う
そんな両方の道、中庸の道をとれば誰も苦しまないwin-winなんです
中庸とは黄金比、黄金比とは神の比
神様は両方あることが大事とハッキリおっしゃているんです