エビングハウスの忘却曲線
というものをご存知でしょうか?
ヘルマン・エビングハウス
というドイツの心理学者が発見し、
今でも支持される研究結果のことです。
簡単に言うと
人が何かを学んだ後に、
実践しないでいると
時間経過と共に忘れてしまう。
それをグラフに表したものが
エビングハウスの忘却曲線。
数値化するとこうなります。
20分後には 42%
1時間後 56%
9時間後 65%
1日後 66%
2日後 73%
6日後 75%
1ヶ月後 79%
人は忘れてしまうんです。
その場で覚えても何も行動しなければ、
1時間後には半分も覚えていないとか
ビックリですよね。
この法則は、
★頭の良い人
★勉強が苦手な人
両方関係なく同じように働きます。
人間は忘れる生き物なのです
確かに、朝思い立っても何もしなければ、
夕方には『何するんだったっけ?』
となる事がたくさんあります。
中高年なると、
もっと期間が短くなったり、
多くなったりします。
ただこの忘れること自体は、
悪い事ばかりではありません。
嫌なことも忘れられる。
これはある意味、防衛本能です。
余計なこと・嫌なことを、はやく忘れる。
嫌なことはサッサと忘れて、
大事なことだけ忘れない。
嫌なことは放置して、
大事なことのためだけにサッサと動く。
また普段から忘れないように、
サッと動く練習をする。
◆お花の水やり
◆食後の洗い物
◆ゴミの分別
といった日常の小さなことでいいのです。
思い立ったら即行動。
続けて習慣となれば、
あなたは『出来る人』に変われます。
小さなことをコツコツ継続する。
今この瞬間から実践してみて下さい。
この先あなたが、
成功するか・成功しないか
の大きな分かれ道となります。